サイズと規格

iPadのApp Storeスクリーンショットのサイズと作成手順

App Store Connectで求められるiPad向けスクリーンショットの規格と、審査で差し戻されない書き出し方を整理しました。

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iPadのApp Storeスクリーンショットのサイズと作成手順
すくじ 編集部 更新 2026年10月7日

App Store Connectで必要なiPadの画像サイズ

iPadアプリを公開するとき、必須となる画面サイズは2064 x 2752 pxです。これは縦向き(ポートレート)のiPad 13インチ用解像度です。横向き(ランドスケープ)でアプリを提供する場合は、幅と高さを入れ替えた2752 x 2064 pxを用意します。

App Store Connectの仕様上、13インチ用の画像を登録しておけば、11インチなどの小型iPadに対して自動で縮小表示されます。端末ごとに個別サイズを何種類も用意する必要はありません。最小限の工数で済ませるなら、13インチの縦向きか横向きのどちらか一方を揃える運用が確実です。

画像フォーマットはRGB形式のPNG、またはJPEGに限られます。透過処理(アルファチャンネル)が含まれる画像は、アップロード時にエラーとなって弾かれます。規定が改定されることもあるため、提出前にはApp Store Connectの最新ヘルプを確認してください。

iPhone版スクショの流用で起きるレイアウト崩れ

iPhone用の画像をそのままiPad枠に拡大して流用すると、ボタンの縮尺やフォントサイズが極端に不自然になります。iPadの画面比率は約4対3であり、19.5対9前後の細長いiPhone画面とは根本的にプロポーションが異なります。左右に黒帯がついたり、UIが引き伸ばされたりした画像は、製品の信頼性を大きく落とします。

Split Viewやマルチタスクに対応しているアプリなら、サイドバーや2カラム構成がわかる画面をキャプチャする必要があります。iPhone版と同じ1画面完結のUIをiPad画面の中央に置くだけの画像は、タブレットに最適化されていないアプリという印象を与えます。

文字入れを行うバナー風スクリーンショットでも注意が必要です。iPhoneと同じフォントサイズの比率でiPadにコピーすると、余白が広すぎて視線が散ります。iPad用には、キャッチコピーのフォントサイズやUIパーツの配置を個別に組み直す作業が欠かせません。

主要デバイスのスクリーンショット仕様比較

iPhone、iPad、折りたたみ端末など、現在のiOSプラットフォームで要求される画像サイズを比較します。1つのアプリをユニバーサル配信する場合、以下の解像度を把握しておく必要があります。

デバイス分類画面の向き推奨解像度アスペクト比
iPad 13インチ縦向き2064 x 2752 px3:4
iPhone 6.9インチ縦向き1290 x 2796 px1:2.16
iPhone Duo(外側画面)縦向き1398 x 2034 px1:1.45
iPhone Duo(内側画面)縦向き2007 x 2853 px1:1.42

各デバイスサイズごとに最大10枚まで登録できます。縦向きと横向きを混在させて登録することはできません。アプリの操作体験に合わせて、どちらか一方に統一して揃えます。

Xcodeシミュレータからの書き出しとアルファチャンネル削除

もっとも正確なスクショを撮る方法は、XcodeのiPad 13インチシミュレータを起動してキーボードショートカットを押すことです。CommandとSを同時に押すと、現在のディスプレイ解像度とまったく同じピクセル数でデスクトップに画像が保存されます。

シミュレータから直接書き出したPNG画像には、アルファチャンネルが含まれている場合があります。macOSのプレビューアプリでそのまま開いて別名保存しようとしても、透明度設定が残ったままになるトラブルが頻発します。

プレビューアプリでPNGを開き、「ファイル」から「書き出す」を選びます。フォーマット選択でPNGを指定したまま、「アルファ」のチェックボックスを外して保存します。この一手間を省くと、App Store Connectのアップロード画面で赤文字のエラーが表示されて登録作業が止まります。

検索結果で選ばれる最初の3枚のレイアウト構成

iPadのApp Store検索画面では、検索結果一覧に最初の3枚が並んで表示されます。4枚目以降は詳細ページを開いて手動でスワイプしない限り見られません。最初の3枚だけでアプリのコア機能と価値が伝わる構成にする必要があります。

1枚目には、アプリの主機能を開いた画面を置きます。ログイン画面や空のリスト画面を1枚目に置くのは避けてください。ダミーデータであっても、ユーザーが実際にデータを入力して使い込んでいる状態をシミュレータ上で作ってから撮影します。

2枚目と3枚目には、iPadの大画面を活かした機能を配置します。外部キーボード対応のショートカット一覧、2画面表示での参照作業、ペンシルでの手書き操作など、タブレットならではの強みを示す画面を選びます。キャッチコピーは1行あたり15文字以内に抑え、上部か下部のどちらか決めた位置に揃えて配置します。

複数デバイスや多言語の画像生成作業を自動化したい場合は、sukujiを使うと最大3枚の元画像からiPhone、iPad、iPhone Duoに対応した5枚構成のストア画像を生成できます。登録作業の前に、App Store Connectのプレビュー機能を使って検索画面での見え方を必ず確認してください。

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