App Store用のスクショとは
最終更新:2026年9月13日
App Store のアプリページの上部に並ぶ、あの画像のことです。 多くの人が、説明文より先にここを見ます。 アプリを出すときは、この画像の提出が必要になります。 サイズ・枚数・時間・費用を、短くまとめました。
何を出すもの?
実際のアプリ画面をそのまま並べても構いませんが、ほとんどのアプリは、画面に 短い見出しと背景を添えた宣伝用の画像にして出しています。一覧では小さく表示されるため、 画面だけでは何のアプリか伝わりにくいからです。
見出しは「機能の名前」より「使うとどうなるか」のほうが伝わります。 「音声入力対応」より「話すだけで記録できる」です。機能名は、すでにそのアプリを 知っている人にしか響きません。
サイズと枚数
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| iPhone用の寸法 | 1290 × 2796 ピクセル(縦長) |
| 登録できる枚数 | 1つの端末サイズにつき最大10枚 |
| 実際に見られる枚数 | 最初の3枚がほとんど。5枚前後あれば足りる |
| 形式 | PNG または JPEG(透過は不可) |
| iPad対応アプリ | iPad用のスクショも別に必要 |
実機のスクリーンショットをそのまま使うと、時刻・電波・電池の表示がそのまま写ります。 審査で弾かれるわけではありませんが、電池が赤かったり通知が写り込んでいたりすると、 それだけで雑に見えます。端末の画面は、はめ込み用に整えたものを使うのが無難です。
作るのにかかる時間
5枚そろえるまでの目安です。デザインツールで作る場合は、背景づくりと文字の調整に ほとんどの時間がかかります。
| 作り方 | 5枚あたりの目安 |
|---|---|
| デザインツールで自作 | 2〜3時間(1枚あたり20〜30分) |
| デザイナーに依頼 | 数日〜1週間(やりとりを含む) |
| すくじ | 1〜2分 |
自作で一番時間を食うのは、実は背景づくりではなく文言決めです。 「何を一言で言うか」が決まっていれば、作業自体はすぐ終わります。逆に、そこが 固まらないまま作り始めると、何度も作り直すことになります。
かかる費用
| かかるもの | 費用 |
|---|---|
| すくじでのスクショ生成 | 無料(1日2回まで・ログイン不要) |
| App Store へのアプリ公開 | Apple Developer Program の年会費が別途必要 |
Apple Developer Program の金額は変わることがあるため、最新の額は Apple の公式ページ で ご確認ください。
年会費がかかるのは公開するときです。手元で試す、デザインを先に用意しておく、 といった段階ではお金はかかりません。スクショだけ先に作っておくこともできます。
2026年時点での注意点
- iPhone用は、大きい画面サイズのものを1組つくれば、小さい端末にも使い回される 仕組みになっています。昔のように画面サイズごとに何組も用意する必要はありません。
- 要件は Apple が変えることがあります。ここに書いた寸法も、将来変わる可能性があります。 提出の直前に、App Store Connect の画面に出る案内を必ず確認してください。
- 画像生成AIで作る人が増えましたが、日本語の文字をAIに描かせると崩れます。 文字は、AIではなく後から重ねる作り方が安全です。
日本語と英語の両方でアプリを出す場合、スクショは言語ごとに別々に登録します。 英語側に何も入れないと、日本語のスクショがそのまま英語圏の人に表示されます。 文字が読めない画像が並ぶことになるので、最低でも1枚目だけは差し替えたいところです。
つまずきやすい点
| よくある不備 | どうするか |
|---|---|
| 文字が小さい | 一覧では縮んで表示される。見出しは大きく、短く |
| 実際の画面と違う | アプリにない機能を見せると、審査で指摘される |
| 日本語が崩れている | 文字をAIに描かせない。あとから重ねる |
| 寸法が合わない | 指定と違うサイズは、そもそも登録できない |
| 1枚目が弱い | 最初の1枚が一番見られる。主役の機能をここに |
並び順は後から変えられます。1枚目を差し替えて反応を見る、という試し方が いちばん手軽で、効果も出やすいです。全部作り直す必要はありません。
魅力的なスクショを作るコツ
個人開発では、広告費をかけずにストアの中で見つけてもらう必要があります。 スクショは、その場で押すか押さないかを決める最後の一押しです。 効きやすい順に並べました。
1. 最初の3枚に力を入れる
検索結果の一覧では、縦向きなら最初の3枚が横に並んで表示されます (横向きで作った場合は1枚だけ)。つまり、アプリページを開いてもらう前に見られるのは 3枚だけです。4枚目以降は、興味を持った人がスワイプして初めて見ます。 力の配分は、1枚目に7割、2〜3枚目に3割くらいの気持ちでちょうどいいです。
アプリプレビュー(動画)を登録すると、そちらが先に表示されます。動画を用意していない 場合は、1枚目がその位置に入ります。個人開発なら、まずはスクショ5枚を仕上げるほうが 費用対効果は高いです。
2. 1枚につき、言いたいことは1つ
2つ以上詰め込むと、どちらも読まれません。 「何ができるか」を1枚1つずつ、5枚で5つ伝えるつもりで組み立てます。 機能を並べるのではなく、使った人がどうなるかを書くと伝わりやすく なります。
3. 文字は「想像の2倍」大きく
一覧では、実際の1/4以下の大きさで表示されます。手元の大きな画面で見ると十分に見えても、 並んだ状態では読めません。1290ピクセル幅で作る場合、見出しの文字は 高さ90〜130ピクセル(画面幅の1割前後)が目安です。
| 要素 | 目安 |
|---|---|
| 見出し | 2行まで。1行13文字以内だと収まりがいい |
| 補足の文 | 入れるとしても1行。無くても成立するように |
| 画面の中の文字 | 読ませない前提。雰囲気が伝わればいい |
4. 5枚の見た目をそろえる
見出しの位置、書体、背景の色味を5枚で統一すると、並んだときにひとつの製品として 見えます。逆に、1枚ずつ違う作りにすると、寄せ集めた印象になります。 背景はアプリのアイコンと同じ色みにしておくと、一覧の中でつながって見えます。
5. 具体的な数字があれば入れる
「たくさんの人に使われています」より「1万人が使っています」、 「速い」より「3秒で書き出し」です。数字は、読む人が確かめなくても信じられる形の 情報なので、短い文字数で効きます。ただし、事実に限ります。 実際と違う表示は、審査で指摘されます。
6. 出したあとに試す
App Store Connect には、スクショの案を複数用意して、どれが選ばれやすいかを比べる 仕組みがあります(プロダクトページ最適化)。一度に試せる案の数には上限があるので、 詳しくは App Store Connect の画面で確認してください。 個人開発でも使える機能で、1枚目だけを差し替えて比べるのが いちばん手軽です。
すくじでの作り方
アプリの画面を3枚までアップロードし、アプリ名と説明を書くだけです。1〜2分で、 1290 × 2796 の PNG が5枚できます。ログインは要りません。
アップロードされた画面は、端末のフレームに収めてそのまま使います。 見出しの文字は、画像生成AIではなくプログラムで描いています。日本語が崩れないのは そのためです。
アプリの画面が3枚あれば、いますぐ試せます。
スクショをつくる